これは知人の経営者から教えていただいたお話です。
「天国」と「地獄」では食事の時、2メートルのとても長い箸でご飯を食べなければならない、
という規則があります。この箸は長すぎるので食べ物をつまんで自分の口へ運ぶことはとても難しいのです。
「地獄」の人々は、
この長い箸で、我先にと食べ物をつまんでなんとか自分の口へ入れようとします。
ですが箸が長すぎてどうしても口にはいりません。
そのうちにある人は誰か他の人の食べ物を奪おうとし、いたるところで喧嘩がおきるようになります。
またある人は規則をやぶって素手で食べようとします。
奪い合い、ルール違反ばかりの世界、まさに「地獄」です。
一方、「天国」の人々は、
長い箸を使って自分の口へ食べ物を運ぶのではなく、他の人の口へ食べ物を運んであげるのです。
すると食べ物を食べさせてもらった人は、今度はお返しに食べ物をくれるのです。
人にあげると自分ももらえるのです。「地獄」とは全く違う世界です。
まず人に与える、自我執着を手放す
この話を少し聞くと、協力し合えば難しい長い箸でも食事ができるというお互い協力し合うことの大切さの話のように思われがちです。しかし、これは浅い表面的な意味です。子供達に聞かせるのであればそういう理解で十分かもしれません。でも大人にはもっと深い意味を知ってもらいたいと思います。
この話の本当の深い意味は、まず先に自分から人に与えよ、自我に執着するな、本当は自分と他人の区別なんてない、自我への執着が全ての争いや苦しみの原因である、ということです。
それは相手はこちらに食べ物をくれるかどうかはわからない、でもとにかくまず最初に自分から人に与えよ、自我に執着するな、ということです。
もし西洋思想(キャピタリズム)であれば、最初に相互に食べ物を提供する契約書を結んで違反条項を設定した後、同時にお互いの口に食べ物を運ぶという協業と契約の重要性を説く話になると思いますが、この天国の箸の話はそういう自我に執着しまくりの西洋思想のことではありません。
この話は元来、古代中国の東洋思想に由来します。東洋思想は自我執着を手放す自他一如(自分と他人を一つの如く考える)の重要性を説いているのです。相手がこちらにも食べ物をくれるかどうかはわからない、もしするとくれないかもしれない、でもそんなことは全く気にするな、とにかくまず先に自分から人に与えよ、
そもそも自我などというものはなく、無我であり、自分と他人の区別なんてないのだ、自我執着を手放しなさい、自我執着が全ての争い苦しみの原因になっている、
これがこの話の本当意味です。
私もこの話を初めて聞いたときには頭にガーンとくるような衝撃があり、とても感動しました。
ホームページにこの話を掲載してから、箸の話に共感したというメッセージをたくさんいただき、多くの方は協力し合うことの大切さという浅い表面的な理解に共感していただいてるようですが、それでも予想外の反響に驚いています。
実際の世界には2メートルもの長い箸で食事をするなどというルールはありません。ですが世の中で食べていくのは長い箸で食事をするのと同じくらい大変なことです。大変なことだが人と協力すればできる、ということが子供でも理解できるくらい直感的にわかりやすく表現されているからだと思います。
そして我欲にとらわれて、自我に執着して世界を正しく認識(本当は自分と他人の区別なんてない)しないと争いと苦しみの地獄になるよ、と教えてくれているのです。
人間の心というのは世の中の真理などを感じた時に感動するようにできているようです。
類は友を呼ぶというように、あなたが「地獄の箸」のマインドを持っていると「地獄の箸」の考え方を持った人ばかりが近寄ってくるのです。そしてあなたの周りは「地獄」の世界になってしまうのです。思い当たる人もいらっしゃるかもしれません。
逆にあなたが「天国の箸」マインドを持っていると、「天国」の人がたくさん集まってくるのです。ビジネスで本当に成功している人はこの「天国」の考え方を持っている人が多いです。
中国には残念ながら「地獄の箸」マインドの人がとても多いのです。このような中にいるからこそ、「天国の箸」の大切さが良くわかるのです。「地獄」マインドの人は一時的には多少のお金や成功を手にしたように見えても結局は信用、協力を得られずにいまいちな結果になっている人がほとんどです。
もし世界に自分1人しかいなかったら、どんなにお金持ちでも何の意味ありません。他人があってこそのお金なのです。条件によって意味が変わってしまうものは普遍的な価値ではありません。すなわち、お金、ビジネスは人々が幸せになるためのツールにすぎないのです。他人を幸せにすると自分も幸せな気持ちになります。
まずは他人に与えることによって、自分も恩恵を受けることができるのです。これはどんな条件によっても変わることがない普遍的な価値なのです。
「地獄の箸」マインドを持つ人がとても多い中国で生活、ビジネスをするようになって、仲間による裏切り、争いなどを経験し(裏切り、争いも結局は自分が招いたこと、自業自得だったのですが)、このことをとても強く意識するようになりました。比較的親切な人が多い日本にずっと住んでいたら気づくことはなかったかもしれません。今では中国という環境にとても感謝しています。
まだ「天国」、「地獄」どちらのマインドでもない、特に今まで意識していなかったという方はぜひ「天国」の考え方をもつことをおすすめします。そうすればあなたの周りの世界が変わってくるのがわかるようになると思います。
私達の脳は本当に素晴らしいものです。脳が指示を出してくれるから人間は生きることができます。そして危険から私達を守ってくれます。しかし脳も完璧ではありません。妄想を生み出したり痛みや病気を出したりします。
私達の魂が脳の主人であるべきで、主従が逆転して脳に支配されてしまうと過剰な欲や自我にとらわれて世界を正しく認識できなくなってしまいます。
隣で苦しんでいる人がいても自分さえ良ければいい、自国の利益を最優先し他の国の人が飢えても関係ない、などというのはまさにこの脳の妄想、自我執着にとらわれてしまった状態といえます。
自我に執着するのは自然の法則に反しています。自然の法則に反して生きるから心がとても苦しいのです。逆立ちして寝ればとても苦しい、それと同じとてもシンプルなことなのですが、多くの人はそれがわからなくなってしまっているようです。
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傳田 英治(Denda Eiji)、珍しい名字ですが日本人です。
MY MISSION: 傳田塾
性別:男性(42)
血液型:A型
趣味:坐禅、読書、登山
出身地:日本(長野県)
出没地:日本、中国、インド
出身校:慶應義塾大学院(理工学研究科)
傳田貿易有限公司(中国現地法人)代表
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