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天猫(TMALL)や京東(JD)に出店しても99%成功しない

中国の天猫(TMALL)や京東(JD)に出店だけでも少なくとも200万円~300万円もかかります。

でも天猫(TMALL)や京東(JD)の出店代行業者の口車にのってしまって、大金をかけて天猫(TMALL)や京東(JD)に出店しても99%成功できません。100社あって成功するのは1社くらいの割合です。

天猫(TMALL)や京東(JD)だけでなくその他の中国越境ECモールでも同じことが言えます。

 

誰も来ない砂漠にお店を作るのと同じ

なぜなら天猫(TMALL)や京東(JD)、そしてその他の中国越境ECモールに300万円払って出店するというのは、誰も来ない砂漠の真ん中に豪華なお店を作るのと同じだからです。砂漠の真ん中には誰も来ません。誰も来ないので商品は売れません。

資生堂などの大企業や超有名な人気商品を既に持っている企業は別です。有名企業や商品はキーワード検索でファンが直接来てくれるからです。ですが知名度がなければ全く誰も来てくれないのです。

天猫(TMALL)や京東(JD)に出店して売れるためには、天猫(TMALL)や京東(JD)に最低でも毎月売り上げの30%は広告費を出し続けなければなりません。売り上げ1000万円にするには天猫(TMALL)や京東(JD)に最低でも毎月300万円の広告費を払い続けなければならないのです。売り上げ1000万円で300万円の広告費、では利益はいったいくら残るのでしょうか。そして天猫(TMALL)や京東(JD)に広告費を払うのを止めたとたん売り上げは一気に減少します。

これが天猫(TMALL)や京東(JD)、そしてその他の中国越境ECモールの現実です。

毎月300万円の広告費を払い続けられる大企業ならいいですが、普通の中小企業にはこのモデルは成立しません。

だから「天猫(TMALL)や京東(JD)に出店しても99%成功しない」なのです。

 

淘宝(タオバオ)もただ出店するだけなら同じ

淘宝(タオバオ)にもただ出店するだけなら同じく99%成功できません。理由は全く同じことです。でも淘宝(タオバオ)は出店するだけならほどんどお金はかからないのでまあいいでしょう。

 

「中国で売るのは難しい」=「チャンス」

では中国で売るのはあきらめるしかないのでしょうか。確かに中国で売るのはかなり難しいです。

でも私はこう考えています。

「中国で売るのは難しい」=「チャンスである」

難しくて皆があきらめてやろうとしない時こそ、自分が大きな先駆者利益を取れる時です。難しいときに自分で道を切り拓いていった人だけが先駆者として莫大な利益を得ることができるのです。これは過去のいろいろな創業者達が証明してくれています。

楽天市場を創業した三木谷さんも創業当時は、ネットショップなんか絶対だめだと言われていました。それを続けて今のようになりました。

だめだ、難しいと言われている時が実は最大のチャンスなのです。

 

ではどうすればいいのか?

インターネットは個人をエンパワーメントしてくれるものです。広告費にたよらずとも自分でネットのパワーを活用すれば大企業とも対等に戦える時代なのです。

 

「自分メディア」を育てファンを集める

具体的には中国向けに情報発信し「自分メディア」を育てて、ファン(フォロワー)を集めていくということです。

ファンの数の目標はまずはフォロワー1万人を目指しましょう。フォロワーが1万人あればとりあえずビジネスは軌道にのります。中小企業にはこの方法がベストです。

そこから1万人→5万人→5万人→10万人と増やしていけばいいのです。フォロワーが10万人あれば、自分で物販してもいいし他社の紹介をしてあげる、などそこから得られる収益はかなりのものになります。

これは確かに時間がかかりますし、コツコツ地道な努力の積み重ねが必要です。少なくとも3年はかかるでしょう。

しかし成功できるのはコツコツ地道な努力を積み重ねていった人だけです。

中国フォロワー1万人に増やす方法

 

中国向け越境EC・動画マーケティングのご相談

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中国向けに日本の商品を売る方法、中国越境EC

中国向け越境EC・動画マーケティングのご相談

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中国市場に挑む、先駆者だけが大きな成功をつかめる

最近、中国向けのネットショップで日本の商品を売りたいというご相談をとても多く頂いております。

実際に中国で生活していると中国のマーケット規模もどんどん大きくなり、人々の所得もますます増えていると実感できますし、これからは中国の人達に物やサービスを提供して商売をすることが日本の会社でも主流になってくると強く確信しています。

まだまだ中国向け販売の情報や成功例は少ないですが、情報が少ないうちがチャンスです。大きな利益を得ることができるのは先駆者だけです。情報も少なく不安の中で自分で手探りで道を切り開いていった人だけが大きな成功を収めることができます。成功事例やノウハウがネットやセミナーでたくさん公開されるようになったらもう手遅れなのです。

最近よくユーチューブで動画を配信するユーチューバーが何億も稼ぐというニュースを見ますが、そういうユーチューバーは皆が注目するずっと前、2010年頃からずっとコツコツと動画配信を続けてきています。今さら同じことをしてお金を稼ごうとしてももう遅いでしょう。やはり誰も見向きもしない頃からコツコツと続けてきた先駆者だけが大きな成功を得られるのです。

今のうちから中国向けの販売、とくに中国のスマホユーザー向けのネットショップや動画での集客などを始めておけば、5年後には思っていた以上の大きな成功が得られるでしょう。

 

集客!集客!集客!まずはとにかく集客の仕組化

まずすべきなのは、ウェブデザイン会社にたくさんのお金を払ってきれいな商品ページを作ってもらうことではありません。

タオバオに出店したりして中国向けネットショップを少しでもやったことのある方なら感じていると思いますが、いくらきれいな商品ページを作っても見に来てくれる人がいなければ存在しないのと同じです。砂漠の真ん中にいくらきれいなお店を作っても誰も来てくれないので売れないのです。

まずすべきことは自分のネットショップのページを見てくれる人がどんどん来る集客の仕組みを作る事です。今中国向け集客で最も効果があるのは動画です。

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中国で人気の動画配信者に「動画で自社商品を紹介してほしい、低予算&高効果で」

 

中国向けネット通販などで日本の商品を売る方法

中国向けに日本の商品を売るにはいろいろな方法があります。

・日本のECサイト、楽天市場に出店する(中国の人は楽天市場で直接買います)

・中国最大のBtoCモール、天猫(TMALL)、京東に出店する(大企業向け)

・中国最大のCtoCサイト、タオバオに出店する(中小企業、個人向け)

・その他の中国向け越境ECサイトに出店する

・中国最大の卸サイト、アリババに出店する

・中国のスマホ向けフリマサイト、閑魚、転転に出店する

・中国最大のスマホSNS,微信(wechat)で集客し、微店で出店する

・中国最大の微博(weibo)で集客する

・中国の動画サイト(IQIYI、youku、)で集客する

・中国、香港、日本、アメリカの展示会に中国向け総代理店として出展し、中国企業の引き合いを探す

・中国広州の商店街や卸市場に実店舗を出店する

などなど

これらの各方法についてはこれから詳しくご説明しますが、まず先にこういう小手先のテクニックよりももっと重要なことがあります。↓

 

中国向け販売で一番大事なこと、魂、情熱、信念

上のようにテクニック面の方法はいろいろあります。ですが今まで中国向け販売に挑戦する日本の企業100社以上を見てきた経験から感じるのは、テクニック的なことよりもその商品やサービスが本当に良いから中国の人達に伝えたい、中国の人達に使って欲しいという強い情熱、信念、魂を持っているかが一番重要であり成功のためのセンターピンであるということです。

(中国輸出ビジネス成功法則)売る商品に魂を込める、ただの日本製品転売はもう通用しない

中国向けに商品を売るというよりも、中国の人達に「日本の魂を伝えたい」という強い情熱が必要だと感じています。不思議なもので人間は本当の魂が込められているものは瞬時に見抜く能力をほぼ万人が持っています。本当に中身のあるものは自然に広がっていきます。

反対にうすっぺらい、中身がないものはいくら広告費用をかけてもなかなか広がっていきません。ネットの発達により情報はほっておいても勝手に拡散していきます。魂の込められた本当に良いものは自然にヒットするのです。

また中国向けに販路を開拓するのはとても大変です。日本の10倍難しいと言ってもいいです。10倍難しくてもどうしてもこの日本の魂を中国に伝えたい、というくらいの意欲がなければ中国向けビジネスは続けられないということです。中国市場では全てが予定通りには行きません。予想もしないトラブルが起きます。

何かちょっと日本のいいものを中国へ持っていって転売してお金をもうけたい、という程度の軽い気持ちの人は大きなトラブルがあったときに乗り越えることができません。中国ではまず必ず何かしらトラブルがあります。強い情熱、信念がないとそれを乗り越えられないのでやっぱりやめた、撤退、となるのです。

現状、ほとんどの日系企業は中国市場がちょっと儲かりそうという軽いノリで中国進出し、その後撤退しています。

どうしてもこの日本の魂を中国へ伝えたい、という強烈な情熱、信念があれば大きなトラブルがあっても成功するまで何度でも挑戦するはずです。これくらいでなければ中国では成功できない。これが中国でまだまだ小さいですが中国法人を設立しビジネスをしている私が実感していることです。

まずはなぜその商品、サービスを中国の人達に伝えたいのか、自分の中に強い情熱、信念、魂があり心の底からそう思えるかどうかを見直してみてください。それほどでもない、ただちょっと中国向けに試しに売ってみたい、という感じしかないのであればおそらく中国向けテストマーケティング代行会社などにお金を払ってテストマーケティングを行ったとしても無駄です。

日本ですでにある程度知名度のある商品であればテストマーケティングでも良い結果がでますが、そもそも知名度のない商品をテスト販売してみてもまず売れないので、やっぱりだめだった、中国向け販売はあきらめようとなるはずです。

どうしてもこれを中国へ伝えたい、という強い情熱があり成功するまで何度でも続けるという覚悟とあとはある程度のテクニックがあればきっと中国でも成功できるはずです。

 

2017年、もうモノを大量に売ってお金を儲ける時代ではない、何人助ける(喜ばせる)ことができるかの時代

中国でも日本と同様にモノあまりの時代になっています。生産効率が向上したおかげでみんなが欲しくないモノを大量に生産しています。そのためあらゆるモノが過剰在庫になっています。

もう中国の人達はただモノなんか欲しいと思っていません。安い粗悪品にはあきあきしていて、職人が魂を込めて作ったような本当に良い物を求めています。中国では値段は高いのですが日本料理屋が人気になっているのもこのよう価値観の表れだと思います。

今までの商売ではモノを大量に安く売るという規模の勝負でしたが、2017年頃から商売のルールが今までと変わってきています。中国でもすでにモノをたくさん売るのではなくて本当に良い物を提供して、感動してもらうということが必要になってきています。

最短期間、最効率で利益を得る会社が今までは優秀であるとされてきましたが、今はこういう会社は人々に喜ばれないので支持されなくなっています。こういうやり方では新しい時代の商売はうまくいかないということです。

モノとお金の相対的な価値が急激に下がっています。反対にお金儲けではない要素の価値が急激に上がっています。2017年以降はお金儲けではない部分が最も重要になってくるのです。粗利が何%と考える前に、たとえお金が儲からなくても買ってくれた人に本当に喜んでもらえるかどうかを最優先で考えなければならないということです。そして利益度外視でもコツコツと喜んでくれた人を増やしていった企業が自然と繁栄していきます。

これは私達が今までやってきた商売のルールには反することになるのでなかなか馴染めないかもしれませんが、変われない人は撤退に追い込まれていくことになります。

まずは商売をする考え方を変えなくてはなりません。考え方が変われば行動パターンも変わってくるはずです。自戒も込めてこのような事を書いています。

(中国輸入ビジネス成功法則)新しい時代の商売のルール、「物をたくさん売る」のではなく「何人の人を助ける(喜ばせる)ことができたか」

精神論はここまでにして、実際のテクニックのお話

以降ではテクニック的な話になってきますが基本的にはどのECサイトを使うか、SNSを使うかなどは2番目で、1番大事なのは中国の人が感動するくらい本当に良い物を提供することであって、売り手の情熱や魂がこめられている良い物は広告費用をたくさんかけたりしなくても口コミなどで自然に中国でも人気になっていきます。

中国向けネット通販に挑む心構えができたら、次はスマホやネットなどのテクニックも必要です。

 

 

中国最大のBtoCサイト、天猫(TMALL)、京東に出店する

中国向けECでは天猫、京東に出店するというのが最も有名な方法ですが、これは資金力がある大企業向けです。天猫、京東はお金がかかります。天猫、京東への出店サポートをうたって高額な手数料をとる代行会社も多いですがやめたほうがいいです。

どこに出店しようがあまり関係がなくて重要なのはその後の集客、どうやってアクセスを集めるかなのです。天猫、京東では出店後もたくさんの広告費を出し続けなければ売れないからです。これは大企業ならできますが中小企業や個人には向いていません。

 

中国最大のECサイト、タオバオに出店する

初期費用をかけずにできるのはやはり中国向けのネットショップです。中国向けのネットショップで売る方法についてはこちらをご覧下さい。

タオバオ(淘宝)に出店・出品する方法、売れる店を作る方法

タオバオで売る方法、アマゾン・楽天仕入れの無在庫販売

タオバオで売れる日本商品を探す方法(淘宝ランキング活用法)

タオバオ(淘宝)で確実に売れる日本商品を効率的に探す方法

中国タオバオで人気の日本商品

タオバオ出品はカテゴリーナンバーワンしか生き残れない

 

その他の中国向け越境ECサイトに出店する

最近、中国向け越境ECサイトというのも増えてきていますが、私は「越境ECサイト」というのは人気にならないと感じています。そもそも「越境EC」という言葉はくくり方が変だし、そこに魂が感じられないのです。中国の買い手からすると越境だから買うわけではないし、良いモノだからお金を出して買うわけであって越境とかなんとか関係なく、魂が感じられないものは人々に人気になることはないからです。

たぶん「越境EC」という言葉はどこかの役所の役人さんかメディアの人が作った言葉ではないかと思います。一生懸命自分の商品やサービスをやっている職人さんが作った言葉とは思えません。お金をだして越境ECサイトには出店するのはあまり意味がないと思います。

中国向けネット通販はこれからチャンスがあるということで、お金儲けだけをねらった企業がたくさん参入してきていて、ただ高い手数料を取られるだけになりかねない落とし穴がいっぱいあるので気をつけなければなりません。このような中でも自分の魂、情熱、信念がしっかりあればぶれる事なく自分の道を進めるはずです

 

中国最大のスマホ向けSNS、微信(wechat)で集客する

中国向けネット通販の集客で一番効果的なのはスマホ向けSNSの微信です。

中国で最も利用者の多いスマホSNSアプリは微信(wechat)です。

微信(wechat)を組み合わせて中国向け卸

微信(ウィチャットを使って中国ネット販売の集客をする方法

 

中国のスマホフリマアプリに出店する

日本ではメルカリが上場しましたが中国でも同じようにスマホ用のフリマアプリが人気になっています。利用者が最も多いのが閑魚というアプリです。メルカリの中国版といえます。

中国で一番人気のフリマアプリ「闲魚」、メルカリの中国版

中国で人気のスマホ向けフリマアプリ、転転(转转)

 

中国、香港、日本、アメリカの展示会に日本製品の中国向け総代理店として出展し、中国企業の引き合いを探す

中国向けに商品を売る「中国輸出ビジネス」の王道はやはり日本メーカーと提携し、そのメーカーの商品の中国向け総代理店になる方法です。

中国で販路を拡大するのでその代り今後中国へ販売するときは必ずうちを通してくださいというやり方です。パソコン用ソフトウェアの卸がまだ存在しなかった頃にハドソンなどのソフトウェアメーカーに日本国内のソフトウェア向け卸の総代理店をいち早く提案し、ソフトウェアを小売店に卸すときには必ずうちを通してください、というビジネスをしたのがソフトバンクの孫さんです。ソフトウェア卸業者がまだ存在しなかった頃と同様に、今はまだ日本製品の中国向け卸というのは少ないので絶好のチャンスと言えると思います。

中国で売れそうな製品を持っている日本メーカーに中国向け販売を提案すれば興味をもってくれる企業は多いはずです。

中国向け販路開拓をしなければならないので、時間、労力はかなりかかりますが、中国向け総代理店の契約をしっかりしておき、販路拡大に成功すればこの方法が一番大きな利益を得ることができる方法です。

 

中国向けネット通販、中国ビジネス参入事例

参考に中国向けネット通販や中国ビジネスに参入している日本の企業をご紹介します。

 

中国輸出ビジネス成功法則

ビジネスは「人」と言われるように、相手を自分のように大切にし顧客の満足を最大化することは商売成功のキーファクターです。ビジネス初心者の方はまずは↑こちらをご覧ください。

(中国輸入ビジネス成功法則)天国の箸、地獄の箸

(中国輸入ビジネス成功法則1)人を大切にすべき理由

(中国輸入ビジネス成功法則3)自分の人生のゴールは何か?

心が変わると人生が変わる

「自分」という思い込み

降りかかる災難は選べないが、反応は選べる

 

 

タオバオ(淘宝)に出店・出品する方法、売れる店を作る方法

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中国向け越境ECはインフルエンサー動画で集客が命

 

中国向け越境EC、運営・集客のご相談

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(よくあるご質問)タオバオに出店・出品できるの?

※2019年3月現在

当初の予想通り、外国人がタオバオに自分で出店登録するためには、基本的に中国での住所証明、労働証明が必要になりました。

タオバオに出店登録するためには中国の銀行口座が必須です。ですが外国人が中国の銀行口座を開設するには中国での住所証明、労働証明がないと口座が開設できないためです。

2017年以前はこのような制限は無く、比較的容易に可能でしたが、2018年以降、外国人旅行者がふらっと中国へ来て、銀行口座開設、タオバオ出店登録は基本的には現在不可能とお考え下さい。

中国での住所証明、労働証明の取得ができない日本人がタオバオで売るためには、知人や業者に出品代行をしてもらうという形になります。

 

中国最大のECサイト、タオバオで商品を売る方法

中国は輸出でお金を稼ぐ時代から中国国内の内需でお金を稼ぐ時代に変わりつつあります。今後は中国から仕入れて日本で売る中国輸入ビジネスよりも、中国向けに売る中国輸出ビジネスが主流になってくると予想されます。今から中国輸出ビジネスに着手しておけば後から参入してくる人よりも一歩リードできます。

ですがはっきり言って中国市場は手強いです。一昔前は日本製品を出品すれば何でも売れるという事もありました。今は競合も急増したこともあり一筋縄ではいかなくなっています。

しかし難しいからこそチャンスがある、と考えています。日本でECがまだ始まったばかりの1997年頃に日本の楽天市場が創業されました。今では楽天市場は日本最大のECサイトになっていますが当時は出店者も集まらず創業者の三木谷さんは相当苦労されたそうです。周囲の人に楽天市場の事業を相談してもそんなのうまくいくわけがないとほとんどの人から反対されましたが、ご自分の道を信じて努力し続けて今の成功を収めました。

中国向けECは確かに簡単ではありませんが、時代の大きな流れには合っています。きっと数年後には中国向けECが主流の時代が来ると確信しています。今難しいからとすぐ諦めずに、もがいてもがいてこの壁を突破できれば数年後には大きな収穫があるかもしれません。

(中国輸出ビジネス成功法則)売る商品に魂を込める、ただの日本製品転売はもう通用しない

ここでは中国最大のECサイト、タオバオ(淘宝)に出店、出品する方法、売れる店を作る方法をご説明します。

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タオバオ(淘宝)に出店、出品する、そして売れる店を作る大まかな流れは以下の通りです。

 

0.集客の仕組み作りを始める

1.タオバオ(淘宝)にアカウント登録をする

2.アリペイ(支付宝)にアカウント登録をする

3.アリペイ(支付宝)で個人認証をする

4.タオバオ(淘宝)で開店申請、個人認証をする

5.商品代金受け取り用の中国の銀行口座を開設する

6.タオバオ(淘宝)出店登録作業完了後の流れ

7.タオバオ(淘宝)にログインする

8.タオバオ(淘宝)に商品を出品する

9.売れる店の仕組みを作る

 

上記の1~6が完了すると自分の商品をタオバオ(淘宝)で出品できるようになります。その後は商品出品、売れる店作りをしていきます。

出品できるようになるまででもなかなか大変ですが、タオバオ(淘宝)開店の完了はまだようやく中国ネット販売のスタートに立てたにすぎません。実はここからが本当の始まりです。確かに中国ネット販売の道は険しいですがだからこそこれから大きなチャンスがあると思います。

中国ネット販売、淘宝(タオバオ)出店をすると決めたら、淘宝(タオバオ)出店作業を始めると同時に平行してすぐに「0.集客の仕組み作りを始める」に取り掛かるのがおすすめです。集客の仕組み作りは時間がかかりますから先に進めておくとスムーズになります。

 

 

次に 各作業の詳細をご説明します。

 

0.集客の仕組み作りを始める

淘宝(タオバオ)に出店するということは、淘宝(タオバオ)内にある検索窓からのアクセスが自分の店に入ってくるようになるということ、そしてショッピングカート、決済の機能が使えるようになるということです。

淘宝(タオバオ)に出店すれば中国ネット販売に最低限必要なものはそろいます。なので多くの方はまずは淘宝(タオバオ)に出店します。

一通り中国ネット販売の機能がそろっている淘宝(タオバオ)は確かにすばらしいです。ですが淘宝(タオバオ)の集客機能は基本的に検索窓からのアクセス、リスティング広告からのアクセス、キャンペーン広告からのアクセスくらいしかありません。

これだけでは売れる店を作るための集客機能が足りません。または大きな広告費用を淘宝(タオバオ)に払えばある程度の効果はありますが最初から広告費をかけるわけにもいきません。

タオバオ(淘宝)出店登録作業をしてタオバオに出品できるようになることは、中国ネット販売のスタート地点に立つことにすぎません。そこからが本当の始まりです。

淘宝(タオバオ)出店作業を始めると同時に平行して自前の集客の仕組み作りを始めておくとスムーズになります。

最初に取り掛かるべきなのはきれいな店舗ページをデザインすることではありません。誰も来ないような砂漠の真ん中にいくらきれいな店を作っても商品は売れないのです。

中国ネット販売でまず最初にしなければならないのは集客の仕組みを作ることです。

中国ネット販売で集客の仕組みを作る方法はこちらをご覧ください。

中国の見込み客のアクセスを集める方法

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1.タオバオ(淘宝)にアカウント登録をする

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タオバオ(淘宝)のアカウント登録ページから自分のアカウントを登録します。アカウントを登録するとタオバオ(淘宝)にログインできるようになります。

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具体的な手順についてはこちらのサイトをご覧ください。

淘宝(タオバオ)のアカウントを登録する方法

 

 

2.アリペイ(支付宝)にアカウント登録をする

タオバオ(淘宝)で商品代金を決済するために必須のアリペイ(支付宝)のアカウントを登録します。タオバオ(淘宝)のサイト内にアリペイ(支付宝)アカウント登録のリンクがあります。具体的な手順についてはこちらのサイトをご覧ください。

アリペイのアカウントを登録する方法

 

 

3.アリペイ(支付宝)で個人認証をする

悪用されるのを防止するためにタオバオ(淘宝)は以前より厳しくなっています。

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アリペイ(支付宝)のサイトにパスポートの写真をアップロードして本人確認登録をします。本人確認完了まで数日かかります。 具体的な手順についてはこちらのサイトをご覧ください。

支付宝(アリペイ)で実名認証をする

 

 

4.タオバオ(淘宝)で開店申請、個人認証をする

タオバオ(淘宝)サイト内の開店申請のリンクから開店の申請を行います。このとき本人確認登録が必要になります。パスポートの写真をアップロードします。本人確認完了まで数日かかります。

淘宝(タオバオ)で開店認証をする方法

ここまで完了すると一応、タオバオで商品を出品できるようになりますが、他にもまだ必要な作業があります。

 

 

5.商品代金受け取り用の中国の銀行口座を開設する

タオバオ(淘宝)で商品が売れるとまずアリペイ(支付宝)に商品代金が入金されます。そしてこのアリペイ(支付宝)から現金を引き出すために中国の銀行口座が必要です。日本の銀行口座は使えません。

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中国の銀行口座開設は年々厳しくなっていますので、中国の銀行口座を開設するためにはパスポートを持参して本人が銀行窓口まで行かなくてはなりません。なので銀行口座開設のため最低限1回は中国への渡航が必要になることになります。

 

 

6.タオバオ(淘宝)出店登録作業完了後の流れ

タオバオ(淘宝)出店登録作業が完了したら、その後は何をすればいいのという方はこちらをご覧ください。

淘宝(タオバオ)出店登録作業完了後の流れ

 

 

7.タオバオ(淘宝)にログインする

無事、タオバオ(淘宝)に出店登録が完了したらまずはタオバオ(淘宝)にログインします。 2

タオバオ(淘宝)にログインする方法はこちらをご覧ください。

淘宝(タオバオ)にログインする方法

 

 

8.タオバオ(淘宝)に商品を出品する

タオバオ(淘宝)内の商品出品ページから商品を出品します。商品写真や商品内容を詳しく記載して商品のページを作成します。 3

具体的な淘宝(タオバオ)出品方法はこちらのブログ記事をご覧ください。

淘宝(タオバオ)、商品を出品する方法1

以上の作業が完了するとようやくタオバオ(淘宝)サイト内に自分の商品が表示されるようになります。

一見するとかなり面倒な感じですが要所要所でポイントさえおさえておけばそれほど大変ではありません。ですが手順を間違えてしまうとやっかいな事態に陥る可能性もありますので注意が必要です。 例えばタオバオ(淘宝)より先にアリペイ(支付宝)だけ先にアカウント登録してしまってタオバオ(淘宝)とアリペイのリンクがうまくできないとか、個人認証用の写真審査でつまづく、携帯電話認証がうまくいかないなど、ポイントさえ知っていれば大したことはないのですが少し間違えるとかなり時間と労力を浪費することになってしまう場合もあります。 自分の思い込みだけで勝手にどんどん作業を進めずに、ネットでよく事前に調べながら慎重に手順を進めることをおすすめします。

 

 

9.売れる店の仕組みを作る

ここからが中国ネット販売の本当の始まりです。

中国ネット販売で売れる店を作る方法はこちらをご覧ください。

 

(中国輸出ビジネス成功法則)売る商品に魂を込める、ただの日本製品転売はもう通用しない

 

売れる淘宝(タオバオ)店を作る方法

 

タオバオ出品はカテゴリーナンバーワンしか生き残れない

 

 

【その他、中国輸出ビジネスについて】

中国ネット販売・中国輸出ビジネスガイド

中国向けに日本の商品を売る方法

タオバオ(淘宝)で確実に売れる日本商品を効率的に探す方法

中国タオバオで人気の日本商品(ロゼット 洗顔パスタ)

中国で人気の日本商品(バリアリペア シートマスク )

中国タオバオで売れる日本商品を探す方法(淘宝ランキング活用法)

中国タオバオで人気の日本商品

タオバオで売る、「日本以外の国で売る」に目を向ける

日本から中国へ発送する方法と送料

タオバオで売る方法、アマゾン・楽天仕入れの無在庫販売

売れる淘宝(タオバオ)店を作る方法

微信(ウィチャットを使って中国ネット販売の集客をする方法

中国で人気のスマホ向けフリマアプリ、転転(转转)

中国で一番人気のフリマアプリ「闲魚」、メルカリの中国版

日本から中国へ商品を直送する方法

微信(wechat)を組み合わせて中国向け卸