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数年前まではパスポートさえあれば誰でも簡単に中国で銀行口座が作れました。しかし現在はかなり厳しくなっています。
基本的に必要なものは以下の通りです。銀行によって多少異なります。
パスポート
中国国内での就業を証明する書類
中国国内の住居を証明する書類
中国国内の番号の携帯電話
特に日本人にとっては、就業証明と住居証明は取得しにくいと思います。この二つさえクリアできれば他は難しくないので中国国内の銀行口座が開設できます。それができるとタオバオの認証や中国元での商品代金受け取りができるようになります。
就業証明を取得する正しい方法は中国国内にある会社に就職することです。そうすると会社で就業証明書を発行してくれます。本当に中国の会社に就職することが難しい場合は知り合いの中国の会社の社長さんに相談して一時的に就職した形にして就業証明を発行してもらうなどの方法があります。
住居の証明は中国国内の不動産屋で安いアパートを借りてください。安いところなら1万円以下でもあります。アパートを借りたら不動産屋で住居証明を発行してくれます。用が済んだら退去してもいいです。
やはり一番の難関は就業証明です。相談にのってくれる中国企業の社長さんが必要になります。必ずしも現地長期滞在は不要です。
上記の書類が用意できずタオバオの本人申請が難しい場合には、他の人に代理登録してもらう方法もあります。しかしお店の所有者はあくまで登録した身分証本人です。その場合代理登録をお願いした人にお店を乗っ取られてしまっても全く法的措置も取れませんのでご注意ください。よほど信用できる人以外には頼まない方が良いでしょう。親族であっても利益がからんでくるとトラブルになるものです。
まずは中国向けにテストマーケティングをしたいという場合には代理登録してもらってその人のお店を貸してもらうのもありです。中国でこれはいけそうだという確信がもてた後から、本人登録をすればいいでしょう。
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