ネットショップでは月間PV(サイトを見てくれる人数)がどれだけあるか、そしてPVxコンバージョン率で売上が決まる、だからいかにページを見てくれる人を増やすかが勝負、というのが通説です。
そのとき検索数の多いキーワードの商品を出品し、とにかくPVを増やすキーワードマーケティング、そして人気商品ランキングをチェックして今売れるもの、皆のニーズに合わせて商品を展開していく、いわゆるマーケティングです。
こういう技術的なことを知りたい方はこちらにまとめていますのでご覧ください。
中国輸出・中国向け越境EC・タオバオ・微信(wechat)ガイド
でもこういう技術的なことはあくまでツールにすぎません。タオバオを使うか、天猫で売るか、京東、それとも微信かとか、ツールはその時々に合わせてどれを使うか選べばいいだけです。
実はそれよりももっと大事なことがあるのです。
ニーズに合わせていく(マーケティング)の時代は終わり
しかし、今こういうやり方は全く通用しなくなり利益が出なくなっています。特に日本のアマゾン、楽天などではこの傾向が顕著です。日本だけでなく中国のタオバオなども同様です。今までネットショップをやってきたほとんどの人はまだ上記のようなマーケティング的な方法しか知りません。
売れ筋ランキングをチェックして今あるニーズに相乗りしていく、こういうやり方は全く利益がでなくなっています。そして多くの人が八方塞がり状態になっています。日本で楽天やアマゾンをしている方、そして中国のタオバオ等をしている方はよく実感されていると思います。
利益主義・大量販売の時代は終わり、「人・心」の時代
自分の魂の叫びを発信する(ブランディング)
では今までのやり方が通用しないならいったいどうすれば良いのか、それは答えがあります。専門家によるとブランディングというそうなのですがブランディングというと何か大きなブランドメーカーが偉そうにしているイメージがありあまり私にはしっくりきません。
自分の魂の叫びを発信するという方が泥臭くてしっくりくる感じがします。
もうマーケティングは気にしない、自分が心の底から提供したい価値、それはすなわち自分の魂の叫びととも呼べるようなものですが、そういうものを発信していくことです。
情熱的な魂が込められていると、それは自然に人々を引き寄せるのです。不思議なのですがそうなっています。今はネットがとても発達し情報拡散の摩擦係数はゼロに近づきこの傾向はますます加速しています。
何の商品も提供していないユーチューバーみたいな、我々昔世代からするとただ遊んでるだけのような人が、心の声を発信し人々を引き寄せ、年収何億も稼ぐ、そんな時代になってしまったのです。
もう売れ筋商品ランキングで今何が売れているかなんて気にしなくていいのです。まじめに今までの物販をしても儲かりません。
今までの物販はひたすら皆の物欲を満たしてあげる、という形でしたが、もう皆物欲は満たされてお腹いっぱいです。これからの物販はモノを通じて売り手の魂を伝える、という形になっていきます。
これは中国のネット通販も同じです。日本の方がネット通販の歴史が少し長いので現象が一歩先に進んでいますが、中国でも必ず日本と同じようになってきます。
商品に魂を込める、ただの転売はもう通用しない
雑情報が多すぎての自分の魂の声が聞こえなくなっている
そんなこと言っても自分には発信したい情熱的な魂なんかないという人もいるかもしれません。でもよく考えてください。本当にないでしょうか。この世に生を受け魂がない人間なんていないのです。魂がなければとっくに死んでいます。
現代社会は入ってくる情報が多すぎます。世界の大富豪の暮らしぶりをテレビで見てあこがれたり、スポーツ選手の華やかな活躍、などメディアは人の心を煽りまくります。
そして本当の自分の魂の声がきこえなくなっているのです。自分のメガネが汚れて前が見えなくなってまともに歩けなくなっているのに、その事に自分で気づくことすらできなくなっている、そんな状態なのです。
自他一如プロジェクト「世界中に自他一如を」
自分の魂の叫びを知る方法
まずはwifiやスマホをオフにして、雑情報を全て遮断し坐禅をしてください。そうすると自分のメガネの汚れが少しとれて、本当の景色が見えやすくなってきます。
そして、自分はこの世に生を受け、死んでいく。いったい何のために自分は生きていくのか、を浅はかな己の顕在意識で理屈で考えるのではなく、潜在意識で感じてください。
これはすぐには効果はでてきません。少なくとも100日くらいは毎日続けてください。そうしているうちに自分の心の奥底から湧き上がってくるものが感じられるようになるはずです。
何のために仕事をし、何のために生きるのか
そもそも魂っていったい何なのか
エネルギー不滅の法則、
なぜ人は魂を感じたがるのか。
新しい時代の商売のルール、「物をたくさん売る」のではなく「何人の人を助ける(喜ばせる)ことができたか」