日本で行き詰まったら、中国へ出よう

openoffice2

中国起業専門コワーキングオフィススペース「傳」in 中国東莞

Photobucket

Eメール: info@microbe.jp
微信(wechat): den20140301
ライン(LINE): d369

 

日本で行き詰まってどうにもならなくなったら

今から約5年前、当時の私はかなり行き詰まっていました。日本で会社を作り、中国で仕入れをして主に楽天市場やアマゾンでネット販売をしていました。いわゆる中国転売です。

楽天ランキングやアマゾンランキングをリサーチしまくって、その時売れている旬のものを安く中国仕入れして、素早く売りさばく手法で月商100~200万円くらいまでは比較的スムーズに行きました。

しかし、月商数百万円まできたところでふと、リサーチや仕入れ、梱包作業など、死ぬほど忙しいのにお金がほとんど増えていかないと気が付きました。ぜんぜんお金が増えていかないわけではないのですが、こなしている仕事量に利益が全く見合っていないのです。

価格競争、楽天市場やアマゾンへの手数料、クレジット決済手数料、人件費(バイトさん5名)、在庫残、不良品、それらのせいで最終的な利益はサラリーマン並みです。自分で起業してリスクを取って朝から晩まで仕事しているのにです。それだったらサラリーマンをしている方がましです。

このやり方では月商1000万円以上、年商億には到底行けない、先が全く見えなくなりました。これより上へ行くには楽天に多額の広告費を払い続ける手法しか残されていません。儲かるのは楽天やアマゾンだけ、巧妙な搾取システムの中で踊らされていることにやっと気が付いたのでした。そして日本でのネット販売へのモチベーションは一気に低下していきました。

でも気が付いたところで、今の日本で他に何の商売をしたらいいのかさっぱりわからないのでした。たぶんチャンスはないわけではないのでしょうが見えにくく、とても難易度の高い無理ゲーのように感じていました。

このまま日本にいてもどうにもならない、海外へ出てみるしかない。日本でECがだめなら中国で日本製品をネット販売してみよう、そして約5年前、私は中国へ行くことにしたのでした。

もしあのとき中国へ出ていなければ私は実家のある長野で40代引きこもりニートになっていたことでしょう。本当にそれくらい日本にいるときはどうにもならくなっていたのです。

 

行き詰まっていたのは日本ではなく、自分の意識

当時は日本経済が停滞しているからチャンスもないんだと日本のせいにしていました。しかし、本当に行き詰まっていたのは日本ではなく、自分の意識だったのです。事務所にこもってランキングリサーチばかりしていたので、視野が狭くなってしまっていたのです。

実際には同じ日本で成功している人はいくらでもいたのです。日本が悪いのではありません。自分のせいなのです。

それで当時は結構日本が嫌になっていました。今中国から日本を見てみると日本の文化や習慣、思いやり、自然、風土など素晴らしい国だと思いますし、自分が日本人であることに誇りを持っています。

 

環境を変えると、自然に意識も変わる

20140824_1442161

自分の意識が行き詰まってしまってどうにもならなくなったら、思い切って住む場所など環境を変えてみると意識も自然に変わります。環境の影響はとても大きいです。家の中にこもっていては全く良いアイデアは出てきません。

それどころかどんどん視野が狭くなってしまいます。こういうときは思い切って環境を変えてみるしかありません。家を出て公園や喫茶店などへ行くと気分良くなり良いアイデアが出てくるのと同じです。

特にあてもなくたった一人で日本を出て、初めて中国の東莞の駅についたときまだ未開発の駅前は広々としていて、今まで感じていた行き詰まりが全て吹っ飛ぶような爽快感がありました。広い視野で見てみればチャンスはいくらでもある、このとき自分の意識が一気に変わり始めたのだと思います。今でも東莞の駅に行くたびにいつもその時の感覚を思い出します。

omap

弊社の中国起業専門のコワーキングオフィススペースもここ東莞にあります。お問い合わせください。

日本で行き詰まりを感じている方は、いったん日本を出て中国へ来てみてください!

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。