「マイクロインフルエンサー」とは
フォロワー数が1万人~10万人で、信用があり信者率が高いインフルエンサーをマイクロインフルエンサーと言います。
知名度と信用度の違い
テレビタレントは圧倒的な知名度があります。知名度があるからテレビタレントはネットの世界でも有利でしょうか。答えはいいえです。
なぜならテレビは多くの人が見てくれさえすればいくら嘘を言ってもいい嘘の世界、ネットは嘘が通用しない信用度の世界、テレビとネットは違う世界だからです。
知名度と信用度の違いの象徴的な話があります。
いつもテレビに出ていてほとんどの日本人は知っているあるバラエティタレントがクラウドファンディングでお金を募集しました。
知名度は数千万人以上です。クラウドファンディングでも何億円もあつまるのではないかと多くの人は思うでしょう。しかし実際には数十万円しか集まらず失敗に終わりました。
一方、テレビタレントほど知名度はない、フォロワー数1万から10万人くらいのいわゆる一般人のマイクロインフルエンサーが何千万円もクラウドファンディングで集めて成功しました。
このマイクロインフルエンサーは知名度はないが信用度が高かったのでお金が集まったのです。
テレビにいつも出ているバラエティタレントはテレビでいつもくだらない事や嘘ばかり言っていたので、知名度はあるが信用度は低かったのでお金が全然集まらなかったのです。
興味本位だけの有象無象を700万人集めるよりも、自分の信者1万人を集める方が価値があるのです。
「フォロワー700万人のスターインフルエンサー1人」より「フォロワー1万人のマイクロインフルエンサー10人」の方が費用対効果は数倍高い
テレビなどにも出始めてくだらない事ばかりして注目を集めているフォロワー700万人のスターインフルエンサーにタイアップを依頼すると数百万円かかります。でも費用対効果はとても低いです。興味本位だけの有象無象700万人に広告したところでほとんどの人がまじめに見ないからです。
一方、本当に役に立つ価値のあるコンテンツをコツコツ配信し、信用度のとても高いフォロワー1万人を集めているマイクロインフルエンサーによる公告はとても費用対効果が高いです。
フォロワー1万人はほとんどがまじめに見てくれます。そしてフォロワー1万人のマイクロインフルエンサーはスター気取りもなくほとんど一般人と同じ相場の報酬額でタイアップを引き受けてくれます。
ネットは嘘がすぐばれる世界
ネットの世界ではなぜ信用が大事なのでしょうか。それはネットでは嘘はすぐばれるからです。そして嘘を言っている人の信用度はあっという間に低下します。
例えばテレビCMで、「〇〇ラーメン美味しい」とタレントが言います。でも実際に食べた1000人は「〇〇ラーメンくそ不味い」とネットでつぶやきます。そうして嘘はあっというまにばれます。そして嘘を言ったタレントの信用度は下がります。
こうしてほとんどのテレビタレントは圧倒的な知名度があるが信用度も圧倒的に低いという状態になるのです。
ネットで大事なのは嘘をつかないこと
ネットで嘘を言えばめぐりめぐって、それはいつかばれます。ネットばれる速度はとても速いです。そして信用が下がります。
本当はまずい商品を美味しいとネットで宣伝することはできません。しても損するだけです。
いつも誠実に、嘘は通用しないということを肝に銘じておくべきです。