中国広州(東莞)レディース服検品のスペシャリストチームが御社の検品を現地からサポートします
現在中国への渡航が難しくなっております。御社の社員の代わりに中国広州(東莞)の工場へ出張し検品(インライン検品)を行います。第三者検品会社とも提携し月間30万枚にも対応できるアパレル検品のスペシャリストが御社の検品作業をサポートさせて頂きます。
zoomやLINEのライブ配信で現地検品作業を動画で確認や指示をしていただくことが可能です。
詳細についてはご連絡ください。
中国広州(東莞)出張検品代行のご相談
ライン(LINE): d369
Eメール: info@microbe.jp
微信(wechat): den20140301
不良品の例
特にレディース服については長年の検品経験から服の不良パターンを知り尽くし、不良が出やすい箇所も事前に把握し検品チェックリストを作成します。
(小さな染み、汚れ)特に白地は要注意です。ほとんどは生地の段階ですでに汚れてしまっている場合が多いです。汚れている生地の部分ははねてもらうようにします。
(糸のほつれ)生地の色の変わり目で糸がほつれ易いため発生します。糸をしっかり切るか固定します。
(よれ)経験の浅い縫製工員が縫うとこうなります。熟練工員に作業を担当してもらうようにします。
(ずれ)生地の裁断時に型通りになっていない、または縫製時にずれてしまうと発生します。裁断ミスの生地は使わないように指示します。
(縫製ミス)人手不足で急に募集された経験不足の臨時工員は縫い間違いが多いです。熟練工員に作業を担当してもらうようにします。
(穴あき、キズ)工場が不衛生だと虫やネズミが来てかじることもあります。作業台で飲食させない、そしてしっかり掃除するよう指示します。
(縫いもれ穴)経験がたりない縫製工員の注意不足です。
(スペル間違い、位置ずれ)多少ずれるくらい問題ないという中国感覚が原因です。検品を強化し間違っているのは破棄します。
(染み、汚れ)作業台の上で工員に飲食させる工場も結構多いので汚れます。作業台で飲食させない。白いシートを敷く。
不良が発生する原因も熟知しているので、工場に的確な改善指示を出すことができます。
中国と日本の感覚の違い
中国と日本の感覚についてもよく知っておく必要があります。中国でもっとも大事なのはお金よりも面子であるということです。取引先の工場に品質改善の指導をする時にも、決して相手の面子を潰すような言い方をしてはいけません。面子を潰された中国人はそれ以降一切あなたの言うことを聞かなくなります。
上司だろうがお得意先だろうが部下だろうが下請けだろうが中国では上下関係はありません。皆公平です。これが中国の考え方です。日本人の感覚からはかなりかけ離れています。そのため中国の工場と関係を悪くしてしまい仕事がまともに進まなくなってしまう日本人も多いです。相手が下請けの下っ端だろうが常に相手を尊重する態度で接しなくてはいけません。下っ端の人達に嫌われてしまったら中国では終わりです。みんなが喜ぶようなお土産を持っていって全員に配りましょう。
日本と中国では不良品の定義が違う
そもそも何を不良品と言うのでしょうか。それも日本と中国ではかなり違います。服に1ミリくらいの小さい黒い点シミがついている。これは日本では完全に不良です。ですが中国では1ミリのシミは不良ではありません。日本レベルの不良品の基準を工場によく説明し理解してもらう必要があるのです。
日本のエンドユーザーは本当に品質に厳しいです。お店で買い物をして小さい汚れでもついていようものなら店員に土下座させるようなモンスタークレーマーまでいます。1000円の安い服を買ったらそれなりの品質なのですが、そうではありません。安いものを買う客ほどクレームをたくさん言います。
中国ではよほどの大きな汚れや穴でない限りそこまでさせるようなクレーマーは少ないです。中国はそれくらいしょうがないか、それが普通の感覚です。中国とは違って日本にはモンスタークレーマーがたくさんいる、だから日本レベル品質が必要なんだよと中国の工場に説明してあげるのです。そうすると相手も納得します。何の説明もなしでは相手も納得してくれません。
広州(東莞)の工場へ出張し検品指導(インライン検品)
工場にメールで不良改善要求してもなかなか不良が直らない場合には弊社スタッフが直接工場へ出張し不良原因になっている工程ラインのチェック、改善指導を行います。これにより不良品が劇的に減ります。youtube動画もご覧下さい↓