東莞市にあるLEDライトの工場を日本のお客様と一緒に見に来ました。私達の事務所がある常平から車で2時間くらいです。同じ東莞市内なのですが工場まではけっこう遠くて東莞市の広さをあらためて思い知りました。KD Linghtningという工場です。
こちらは工場内の様子です。部品などは全て外注でそろえて、この工場でやっているのはデザインと組み立てだけです。なるほどこういうやり方もあるんだと感心しました。
白いシャツのご年配の方が工場の社長です。一見普通のおじいさんですが資産は1億元(17億円)ほどの超お金持ちです。元々はLEDの技術者でその後独立して会社を作ったそうです。一生懸命説明してくれているのはLEDデスクスタンドです。ご自分で全て設計したそうです。LEDライト部分は特殊な構造になっていてこの構造原理に関するパテントももっているとのこと。
今は欧米の顧客がメインで日本の販路はゼロです。日本の販路を作ったら日本の総代理店をまかせてもいいよ、と太っ腹なことをいっていました。この社長さんは中国人ではなくて台湾人なのですがいろいろお話をさせていただきました。とくに製品の品質へのこだわり、それと人との繋がりを大事にする姿勢など、本当に素晴らしい人だと感じました。かなりの人格者です。ただ相当の職人気質なのでマーケティングなどは苦手そうなので、上手に営業をしてくれる人は必要なのだろうと思います。
例えば電源プラグは絶対に粗悪品は使わない、価格は高くてもいいから品質の良い物を使いたいとのこと。また商品の素材も安い合金ではなくて高価格でもいいから品質の良い物を使いたいと、商品の一部品一部品にとてもこだわっています。私はこのおじいさんを東莞のスティーブジョブズと勝手に呼んでいます。
自宅へ招待してくれてお昼ご飯をごちそうになりました。社長の愛人(中国のお金持ちはほぼ全員愛人がいます)という方が手料理をふるまってくれました。昼間なのですが高級そうなブランデーなどお酒までたくさんいただき、逆になんだか申し訳なるくらいでした。ここまで親切にしてもらうとこの工場のためになんとかしてあげたいという気持ちになるものです。そういう相手の感情を十分理解していていろいろな人との繋がりを大切にしているのでしょう。私もこのおじいさんを見習って今後中国で出会う人にはもっと親切にして人との繋がりを大切にしたいと考えさせられました。
このLED工場の主力商品は写真のようなLEDシーリングライト(LED天井灯)と、デスクスタンドライトです。このLEDシーリングライトはパネルで簡単にはめ込めるようになっていて、薄さも1cmないくらいで重量もびっくりするほど軽いです。このLED天井灯は販路は業務用になると思うのですがよい日本向けの販路さえ見つかれば大成功の可能性もあると思います。
本気で日本で販路を開拓するつもりがあるなら今すぐ日本で売れなくてもかまわない、10年スパンで投資すると言っています。興味があって日本でLEDライトの販路開拓をしてみたい方、いかがですか。販路さえあれば商品の品質は素晴らしいのできっと売れると思いますよ。
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