中小アパレル業者のための共同仕入れLINEグループ

もうみんな助け合わないと生き残っていけない時代になりました。昔は競争でライバルを負かして自分だけ生き残ればいいという土の時代でしたが、風の時代に変わりました。風の時代では助け合わない人は生き残っていけないのです。まだそれに気づいていない人は早く目を覚ました方がいいです。コミュニティを作って助け合う人達が成功できる時代です。そういう気持ちがある人なら商売を始めたばかりでまだ売上げ規模が小さくてもご参加を歓迎いたします。上のQRコードをLINE(ライン)でスキャンしてご参加ください。お金はかかりません、無料です。いくら商売経験が長くて売上げ規模が大きくても自分だけ良ければ他人なんかどうなったっていいという人は当コミュニティには合わないと思いますので参加しないでくださいね。

大変なこの時代みんなで助け合って生き残っていきましょう(^^)/

現在、中国広州への渡航が難しくなっています。広州へ商品を見に行きたくてもいけないバイヤーさんのためにLINEグループで広州卸市場の人気店の最新商品(主にレディースアパレル)をご紹介したり、共同仕入れやリモート買付け、共同コンテナ船便のご案内などをしています。広州仕入れの情報交換やどうやって仕入れるの?などご質問や雑談などお気軽にこちらからどうぞ。

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「広州アパレル協会」は主にレディース服を扱っている中小業者が協力し合って中国広州から仕入れをするための協同体です。個別でばらばらに中国から買い付けをするよりも、皆で協力できる部分は助け合って厳しい時代を皆で生き残っていきましょう。もう他人を蹴落として競争する時代は終わりました。2020年からは助け合いの時代です。今まで競い合っていた同業ライバルでも助け合っていいのです。儲かる商品があったら儲けを独り占めしようとするのではなく、儲けの半分は同業ライバルに分け与える、これからはそういう人が繁栄していく時代です。

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天国と地獄の箸

共同仕入れで送料を安く

個別でばらばらに航空便で少量を中国から日本へ発送すると国際送料がかなりかかります。航空便の国際送料はとても高いからです。

個別の注文をまとめて量を多くして、協同で船便コンテナを一本丸ごと仕立てて日本へ送ることもできます。国際送料はかなり安くできます。

協同注文で発注ロットを大きく

広州卸市場で買い付けをする時に「各色1枚で」と言うと、お店の店員さんに「ナーマシャオ(そんなに少ないの?)」と嫌味たっぷりに言われます。そんな小ロットじゃ売らない出ていけと言われることさえあります。

そんな時、私も「こっちは客だぞ、バカヤロー」と言い返したくなりますがぐっとこらえています。そういう悔しい思いをしている中小業者の方は多いと思います。

「各色2枚」でも100社分をまとめて発注すれば各色200枚、5色展開ならあっという間に1000枚の発注ができあがりです。このように小さい注文を数社分まとめて発注するのが「共同仕入れ」です。

1000枚の注文があれば広州卸市場のお店の人の対応は全然違ってきます。お店へ行くたびに食事に誘ってくれます。もちろん食事代も向こうが出してくれます。良い機会です、食事をしながら価格交渉や納期、品質の相談をしましょう。ロットが大きければ工場へ直接乗り込んでいって製造過程を見学しながら、品質改善の要求もできます。

一方、「各色2枚」ではこういうことは到底できません。そのため大きいロットで発注できる資金力のある大企業だけがますます有利になっています。現状、広州卸市場仕入れでは多くの中小企業がこういう不利な状況で商売をしています。

ですが中小企業が協力し合って「共同仕入れ」をすれば大企業と対等な条件で商売をできるようになるのです。

買い付けロットが小さいといろいろと不利

2枚では値下げ交渉すら受け付けてくれません。たとえ数十枚買ったとしても大きな値下げは難しいです。値下げしてくれても少しだけです。でもロットが1000以上になればかなり有利に価格交渉もできるようになります。

工場は大きいロットの注文の生産を最優先します。大きい注文が入ってくると小ロットの注文の生産は後回しにされます。それで納期がどんどん延び延びになるのです。経験された方も多いと思います。

納期だけでなく品質についても工場は大きなロットを最優先します。大きなロットの注文には生地のきれいな部分を優先的に使って製品を作ります。そして品質の悪い残り物の生地で小ロットの注文分を作ります。

大きな注文には工場も検品体制をしっかりしますが、小さい注文にはかなりいいかげんです。

そのためロットが小さいと品質が安定しないのです。

「各色2枚」ではどのお店も工場見学はさせてくれません。ロットが大きければ直接工場の生産現場へ乗り込んでいって品質改善の要求をしたり、検品スタッフを送り込むこともできます。

ロットが大きいと品質が安定するのです。

せっかく良いアイデアがありオリジナルで服やバッグを生産したいと思っても、ロットが小さいOEM生産はほとんどのお店や工場は受け付けてくれません。

ロットが大きければOEMも可能になります。

ロットが小さいとお店の人もこちらの顔はほとんど覚えていません。反対にロットが大きいお客さんはよく覚えています。行くたびに新製品あるよ、見て見て、割引できるよ、食事に行こう、工場見学に来てよ、などいろいろ提案してくれます。

買い付けロットが大きいととても有利

中小企業が広州仕入れで生き残っていく道は、「共同仕入れ」しかないと実感しています。ロットが小さいと本当にどうにもならないのです。

ネットは中小個人をエンパワーメントしてくれます。ネットのパワーで中小個人が上場企業を対等になれる時代になったのです。

共同検品、検品も共同でコストを抑える

検品はとてもお金がかかります。中小企業同士で共同で検品を行い、大手並みの検品レベルを実現する計画です。

「広州アパレル協会」ご利用の流れ

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午前9時~午後1時: レディース服市場(沙河)で、日本向けの商品を扱っている人気のあるお勧めのレディースアパレルのお店をスタッフが回ります。

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午後1時半~午後5時: バッグ市場(三元里)で日本向けのレディースバッグのお店を中心にスタッフが回ります。

最新お勧め商品の写真、価格、色などの情報を共同広州仕入れLINE(ライン)グループへ送信します。価格は市場の価格そのまま、上乗せはありません。

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買いたい時はメッセージを送ってください。お客様の代わりにスタッフがお店に発注します。

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小さな注文でも皆でまとめる共同買付けの形なので、お店との価格交渉も有利になります。いつもは最小ロットがクリアできなくて諦めていた商品も買付けしやすくなります。

買い付けた商品は日本へ発送もできます。在庫がある商品なら航空便で日本へ約一週間で届きます。

参加資格

・大きなロットで買付けができなくていろいろくやしい思いをしている中小の卸・小売業者、個人事業者の方向けです。

お客様同士でバッティングしないように、主な販売先、店舗所在地、会社名(個人事業名)を事前にヒアリングさせて頂く場合がございます。

天国の箸の心をお持ちの方

「広州アパレル協会」の目的

ネットは個人をエンパワーメントしてくれるものです。太陽光を集めるレンズのようにネットは小さな力を集約して大きな力に変える能力があります。

ネットをフル活用して私達中小企業が資金力のある大企業とも対等に商売をして、生き残っていく事ができる仕組みを作るのが「広州アパレル協会」の目的です。

「広州アパレル協会」の利点

・広州へ行く時間、費用、体力を節約しつつ、市場の最新商品を見て買付けできる。

広州の市場を見に行って買付けをしたいけど、行く時間がない、飛行機のチケットを購入したり、広州のホテルを予約したり、費用もかかるしなかなか行けない。

そういうお客様の代わりに弊社スタッフが広州の市場へ行き、現地からLINE(ライン)で各お店の最新おすすめ商品の写真、価格などを送信します。

買いたい商品がある時はLINE(ライン)ですぐに「買いたい」とメッセージを送れば、お客様の代わりにスタッフがお店に発注します。お客様は苦労して広州へ出張しなくても日本に居ながらにして広州買付けができます。

・広州市場のお店のそのままの価格で買える。

・複数業者で共同買付けの形になるので、スケールメリットを活かして個別で買付けるよりも値引き交渉が有利にできる。

・最小ロットをクリアできなくて買付けを諦めていた商品も、共同でオーダーするので買えるようになる。

日月神示の「大峠」

これは日月神示の「大峠」です。初めて私が知ったのは10年前くらい、その頃は知っている人はとても少なかったように思いますが、今では知っているという人も多いかもしれませんね。当時は私もなにこれ?意味わからんという感じでしたが、2022年の今改めてこれを読むといろいろわかりすぎて怖いくらいです。予言の通りに世界がなっていっているように感じます。

「一日に十万」、これって現在の世界の状況のようにも思えます。「空と地の異変」、これもその通りになっています。「海が陸となり」、私の故郷の長野県の山では古代海洋生物の化石がたくさん出土しています。長野に海なんかないのに昔は海だった証拠です。「地つちの軸動くぞ」、これもポールシフトのことですね。「北から攻めてくる時が」、これってまさに今の状況だし(-_-;)。「天にお日様二つ三つ」、太陽は核融合なのでまさにあれのことですね。「這い回る人と空飛ぶような人」、お金持ちは宇宙を目指す。「外国へ逃げてゆく者」、海外移住する人も増えてる。「江戸も昔のようになるぞ」、なっちゃうのかな(´;ω;`)ウゥゥ。

とにかく予言の通りになり過ぎてて怖いくらいです。これから世界はどうなっていくでしょうか。皆さんはどう思いますか。

2022/8/9今日の広州アパレル卸市場の様子(youtube動画)

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中小アパレル業者が中国広州仕入れするときの問題点

今私達中小業者にとっては利益を出すのがとても難しく生き残っていくのがとても厳しくなっています。一方で大口注文を発注できる大手はスケールメリットを活かして利益をあげているところもあり、勝ち組の大手と負け組みの中小という二極化が進んでいます。私達中小業者は大手が生産した「売れる商品」の残り物をタオバオや卸市場で買い漁って転売するのが精一杯というのが現状です。

運よく「売れる商品」をタオバオや卸市場で見つけて多少仕入れることができたとしても「売れる商品」は取り合いになるのですぐ品切れになってしまったりして、中小業者にはほとんどまわってこないのです。確実に売れそうな楽天ランキングと同じ商品が中国製なので、中国で探せば見つかるはずと思ってもなかなか見つからないことも多いと思います。それも当然でそのようなおいしい商品は大手が工場生産の段階で先にほとんど全部もっていってしまうからです。

今では確実に売れる人気商品は楽天ランキングや売れ筋商品データサイトでリサーチすれば誰でもわかります。難しいのはその「確実に売れる人気商品」を安定的に仕入れることです。安定的な仕入れルートが確保できないと売上も安定しません。

現在、中国輸入ビジネスの主な手法は楽天ランキングやアマゾンランキングの人気商品と同じ商品をタオバオで探して買い付けて転売するという方法です。ですがタオバオは代行業者を使えば誰でも買い付けができます。タオバオの商品代金支払いは日本のVISAカードでもできるくらいです。誰でもできる仕入れなのであとはスピード勝負、過当競争のつらい消耗戦に巻き込まれていくことになります。

「ランキングの売れている商品と同じ商品、かつ在庫がある商品」という狭い制約条件エリアの中で多くの中小業者がひしめき合って人気商品を取り合って戦っています。以前は私も血眼になって毎日楽天ランキングをチェックしていち早く同じ商品をタオバオの中から探し出すというのをやっていましたが、この戦いの不毛さに気づいてから全くやる気が出なくなってしまいました。副業のおこずかい稼ぎであればこのやり方でも十分ですが、事業としての将来性は感じられないのです。

中国現地の卸市場へ行ってタオバオでは買えない商品を探し出して買い付ければ確かにタオバオ仕入れだけの人よりは一歩リードできます。「ランキングの人気商品と同じ商品、かつ在庫がある商品」を卸市場で探し出して買い付けるという方法もあります。ですが基本的に確実に売れるおいしい商品は工場生産の段階で大手が持っていってしまいます。その残り物が在庫品として卸市場に並びます。大手が持っていった後の残り物の中から人気商品の在庫品を見つけるというハイエナ的なこれも一つの仕入れ手法ではありますがなかなか大変です。

中国輸入の最大のポイント

中小業者の中国輸入の最大の問題点は仕入れロットが中途半端であることではないかと感じています。中小の場合20個~200個くらいの仕入れロットが一般的だと思います。少量ではないが仕入れ価格が安くなるスケールメリットを得られるほど多いわけでもなく微妙な数量です。

20個~200個くらいの小ロットではほとんどの中国工場は生産してくれません。商品を生産する工場側からすると工員の人件費、工場の家賃、各種設備費などこのくらいの注文では工場は全く利益がないのです。一般的に発注ロット1500個くらいが工場が利益が出始める分岐点のようです。中国工場は1500個以下の注文はやりたくないのです。5000個から1万個くらいあれば喜んで仕事を受けてくれます。

中小業者はこの最小ロットをクリアできないのでほとんどは 「在庫がある商品」という制約条件エリアの中でビジネスをしなければならないため、狭いエリアの中で将来が見えず皆が苦しんでいるという感じです。この制約条件クリアできればビジネスチャンスはかなり広がるのですが、中小には大口注文をするだけの資金力、リスクを負担する力はありませんし、いちいち数千個の在庫を抱えていたら成立しないので個々の中小業者の力ではとても難しいことです。

もっと大きな問題が商品を日本へ発送する国際送料が高いという問題です。この問題は私もずっと悩んでいる問題です。小口注文で荷物の重量が100kg以下の場合、ほとんどの方は流通王、OCS、DHLなどの航空便で日本へ発送していると思います。送料は25元/kgくらいが一般的です。たとえ軽い商品であっても体積重量という計算方式になり送料はかなりの負担となります。商品仕入れ価格に対する送料の割合がかなり高くなり、場合によってはビジネスとして成立しなくなるレベルまでになります。

荷物が少し多めで1000kgから2000kgであっても船便コンテナで発送するには及ばない量です。それなら船便(混載)で送ればいいと思うかもしれませんが、混載の手数料、船便書類作成料、為替レート、港からの運送費用、船便混載固有のリスクなど、トータルすると航空便とほとんど変わらないコストになってしまうので実質的にちゃんと使える船便(混載)はということになります。

結局、小口注文の場合は流通王、OCS、DHLなどの航空便で日本へ送るという選択肢しかありません。自分でコンテナを一本仕立てて船便で送れば、本当は国際送料を航空便の半額以下にすることもできるのですがコンテナで送るには量が少なすぎるのです。
このような物流事情もあり、流通王、OCS、DHLなどの運送会社は小口荷物の顧客からは高い送料をとっているので相当な利益を上げています。流通王は最近中国株式市場に上場するまでになっています。他に方法がないので高い送料が維持されているようです。

中国仕入れをしていてある程度軌道に乗っている方の最大の悩みはこの国際送料が高い事なのではないでしょうか。とはいえコンテナで送るには数量が少なすぎるのでできません。大口注文をしている大手は自分でコンテナを仕立てて日本へ送っていることころがほとんどです。

中国輸入の問題点を解決「広州アパレル協会」

最小ロット1500個とかいわれた時点で普通はすぐ諦めていましたが、これを解決できる方法もあります。共同仕入れという方法です。小口注文をまとめて大口注文にして発注すれば大手のように多くのスケールメリットが得られます。

(生産できる)

小ロットでは工場は生産してくれませんが、大ロットになれば生産もできます。

(仕入れ価格が安くなる)

当然大口注文であれば仕入れ価格も安くなります。小ロットでは価格交渉の余地もありませんが5000個注文するからといえば価格交渉も可能になります。よく日本の問屋から買っているから高い、中国から直接買えば安い、と誤解している方もいますがどこから買うかはあまり問題ではありません。中国工場から直接10個買ってもほとんど安くなりませんが、日本の問屋が中国工場から1万個買えばかなり安くなります。この場合は日本の問屋から買ったほうが安くなります。安くなるかどうかは注文数量によるところが大きいのです。

(日本への国際送料が安くなる)

我々中小でも小口荷物をまとめて大口にすれば大きな送料割引があります。もっと多くなればコンテナで日本へ送ることも可能になります。これは実は共同仕入れの最大のメリットだと思っています。

中国仕入れ共同体を作る

今まで個別に戦っていた中小業者が共同仕入れグループを作ればあきらかに、個々でやっている中小業者よりも有利になります。グループの規模が大きくなれば大手とも互角に戦えるようになります。

とはいえこの共同仕入れという仕組みを実際に動かすのはいろいろ困難が予想されます。この中国共同仕入れという試みが成功するかどうかは全く未知数です。ですが私達中小が生き残っていくためにはお互いが独立性を尊重しつつ協力しあっていくしかないのではないかと考えています。

「広州アパレル協会」とは