(中国輸入ビジネス成功法則4)ネットショップはカテゴリーナンバーワンしか生き残れない

 

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楽天、アマゾン、ヤフオクなどのネットショップでネット販売をしているのは日本人だけではなく中国人などの海外出品者も多く、日本向けのネット販売であっても世界レベルでの激しい競争になっています。

とくにネット販売では特定のカテゴリーでNo1にならない限り、No2以下の激しい競争にさらされることになりある程度の期間はなんとかやっていけるかもしれませんが、No2以下の激しい競争に疲弊していずれは撤退に追い込まれていくことになります。これはアマゾンなどで販売している方はとくによく実感されていることだと思います。

以前は私も日本で楽天の店をやっていました。苦労して商品リサーチをしうまくその商品がはまると一気に注文が急増します。すると楽天ランキングに商品が掲載されるようになり注文量はさらに増えてきます。毎日100件以上の注文が続くようになりました。

すぐに在庫がなくなってしまうので売り逃がさないために注文量の増加に合わせて仕入れ量も増やなければなりません。なんとか仕入れの手配も完了しこれからという頃になると競合セラーが現れてきます。大量に仕入れてしまった商品を一気に売り逃げできればまだいいですがタイミングを逃すと値崩れし売ることもできなくなり在庫の山を抱えることになります。

これなら誰にも負けないというナンバーワンのものを確立することができず、結局はNo2以下の激しい競争に疲れ果ててじわじわと撤退に追い込まれていくことになります。ナンバーツー以下の激しい競争はとにかくしんどいので続けれらないのです。

当時、私はこのようなネットショップの世界に疲れ切っていました。そのためショップは親戚にゆずり、他の誰も知らない商品仕入れ先探しという名目の海外放浪へ出ることになったのです。

ネット向けの商品リサーチに夢中になっているとどんどん視野が狭くなってきてどうしたらいいのか解決方法もわからなくなってきますが、今そこから離れて見れるようになるとよくわかります。
これなら誰にも負けないというものをつかみ、カテゴリーナンバーワンにならない限りはずっと2位以下の競争に巻き込まれていずれは撤退せざるを得なくなる、ナンバーワンしか生き残れないという事です。
すべきことは手っ取り早く仕入れることができて商品回転率を上げられる商品をリサーチすることではなく、本当に目指すべきことはこれなら誰にも負けないというものを確立し、カテゴリーナンバーワンになるということなのだと思います。

 

 

ネット販売でカテゴリーナンバーワンになる方法

 

 

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中国輸入で売れる商品を見つける方法

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中国輸入で売れる商品を見つける1つの方法をご紹介します。
楽天ランキングやアマゾンランキングと同じ物を売ろう、というのも十分立派な商品企画です。
過去の売れ筋データに頼らずに自分の勘だけで売る商品を考えるという方法もありますが、常人の勘だけでヒット商品が生まれる確率は5%以下くらいの気がします。中には勘だけでヒットをどんどん出せる人もいるかもしれませんが、普通は100個売る商品を選んでそのうち5個がヒット商品になればいい方ではないでしょうか。
やはり過去の売れ筋データ、楽天ランキング、アマゾンランキングのデータを元に中国輸入で売る商品を決めるのが1番ヒット率が高い方法です。
他にもヤフーショッピングランキング、ネッシーランキングなどいろいろなランキングがありますが、今のところ楽天ランキングか1番情報が正確でスピードも早く見やすくて使いやすいと思います。
特に楽天ランキングのデイリーランキングを毎日チェックしておけば最短で1日以内にヒット商品を捉えることができます。やはりネットショップではスピードが勝負になるのでヒット商品をいち早く捉えて商品を手配して売り出した人が多くの利益を得ることができます。

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まずは楽天ランキングを開きます。総合ランキングですと食品などいろいろな商品が表示されて少しわかりにくいのでジャンルを「レディースバッグ」に絞ってランキングを見ていきます。今日出たばかりの新しい人気商品などをチェックしたいのでデイリーランキングを使います。

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(対象商品の選び方)
楽天ランキング2位、3位のバッグには「NEW]というマークがあります。デイリーランキングに新しく入ってきた商品であるというマークです。
「NEW」の印がない商品は以前からデイリーランキングにあった商品です。
売る商品を探すときにはこの「NEW」の商品を対象とした方が良いです。ランキングに入っていても古い商品はすでに参入者が多く価格が崩れている場合が多いです。
反対に「NEW]の商品はまだ新登場の商品なので参入者が少なく価格が崩れてないと考えられます。
(売れている原因要素のキーワード)
楽天ランキング2位、3位のバッグを詳しく見ます。

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この2つのバッグが売れている原因となっている要素をキーワードで考えると、

2位のバッグは「かごバッグ」+「ニット」の組み合わせ、

3位のバッグは「バケツバッグ」+「トートバッグ」の組み合わせです。
「かごバッグ」、「ニット」、「バケツバッグ」、「トートバッグ」、どのキーワードも検索数が多い人気のあるキーワードです。ネットで売る場合は検索数が少なければ存在しないと同じになってしまうのでキーワードマーケティングの観点がとても重要です。
全く同じバッグでなくてもこれらの要素を持っている似ているバッグは売れる確立がとても高いといえます。
またこれらのキーワード「かごバッグ」、「ニット」、「バケツバッグ」、「トートバッグ」の組み合わせ方を自分で変えて新商品を企画することもできます。
例えば「かごバッグ」+「バケツバッグ」を組み合わせてバケツ型のかごバッグというような感じです。
(中国輸入をネットでできるタオバオで探す)
まずは同じまたは似ているバッグがタオバオにないか探します。タオバオは中国最大のECサイトでネットで中国輸入ができます。
もしタオバオで見つけることができれば急いで買い付けていち早く出品すればかなり売れるはずです。
ただ同じ商品で後から参入してくる人も多いことが予想されるので価格が崩れる前に売りぬいて利益を得るスピード勝負になります。

タオバオで中国輸入をする方法はこちらをご覧ください。

中国ネット淘宝网(タオバオ)で中国輸入をする方法

 

(タオバオに無かった場合)

次に同じ商品、似ている商品がタオバオになかった場合です。タオバオに同じまたは似ている商品がない場合も多いです。
ほとんどの人はタオバオに無かった時点であきらめてすぐ他の対象を探しにいくと思います。
タオバオで探せなかった場合に、同じ商品または似ている商品を中国輸入することができれば後から参入してくる人はたぶん少ないので長期期間利益を得る大きなチャンスです。

普通は「タオバオになかった、残念」となると思いますが、実は「タオバオになかった、チャンス」なのです。
(タオバオにない商品を中国輸入する)
今後ネット販売で生き残っていくためにはどうしてもこのタオバオになかった商品を中国輸入する必要があります。
これができる人だけがまともな利益を得ることができるからです。
(卸市場で中国輸入する)
この方法の一つが「卸市場に行って商品を探す」ことです。中国の広州にはバッグの卸市場があります。
ランキングを丹念に事前調査して売れる商品を頭に入れた上で、実際に卸市場へ行って同じ商品、似ている商品を探します。
確かにタオバオでは見つからなかった商品が卸市場では見つかる場合もあります。
基本的に確実に売れるおいしい商品は工場生産の段階で大手がほとんど持っていってしまうため、我々中小にはそのような商品はとても入手が困難です。
ですが運が良いと大手が生産した商品の残り物が卸市場に流れてくる場合もあります。
または大手が発注した商品を中国工場が勝手に多めに生産して卸市場などに流す場合もあります。
大手の残り物をさっと漁っていくハイエナ的なこれも1つの手法といえます。
在庫がある商品が見つかればさっと買い付けてスピード勝負で売ることが可能です。
ただ卸市場を見て回るのはかなり疲れます。1日回ったらくたくたになります。
また飛行機代やホテル代などコストもかなりかかるのでたくさんいい商品を見つけられなければ赤字になります。

卸市場レポートはこちらをご覧ください。

中国(広州・東莞)の卸売市場・工場見学レポートまとめ

 

(在庫を持っている工場から中国輸入する、作ったことがある工場に生産してもらう)
あと残る方法は在庫を持っている工場から中国輸入する、または作ったことがある工場に生産してもらうです。
いわゆる工場の相乗りのような感じです。
まずは同じ商品または似ている商品がないかどうか工場に聞きます。
「その商品在庫あるよ」、「作ったことあるよ」という工場が見つかれば中国輸入できます。
在庫があればそのまま買い付けます。在庫がなくても作ったことがあれば比較的安心して発注できます。
あとの問題は最小ロットをクリアできるかどうか、価格、納期です。
ただ中小業者にとってこの最小ロットは大きな問題です。一般的に「1000個以上なら生産できるよ」という感じですが1000個在庫を持つことができる中小はほと
んどないので多くの人は発注は避けていると思います。
ですが共同仕入れをすれば最小ロットもクリアできるようになります。

 

(作ったことがない工場に生産してもらう)
理論的にはこれもできるのですができれば作ったことがない工場に作ってもらうのはなるべくしたくないです。
よほど信頼できる工場であればまだ良いですが、それでもサンプルを持ち込んで1から製作するのはかなり時間がかかりますし、リスクもあり面倒です。
これはある程度専門性のある大手企業にまかせたいところです。
やはり我々中小業者には大手がすでに商品を持ち込んで教育してくれた工場に相乗りするのがベストです。
この方法が自由にできるようになればかなり強いです。
これも共同仕入れという仕組みを使えばリスクをおさえて1から生産してもらうことも可能になるのでぜひ積極的に挑戦していきたいところです。

工場生産レポートはこちらをご覧ください。

バッグ工場の見学・生産打ち合わせ in 広州周辺

 

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