レディースアパレルの視察 in 白馬服装市場

白馬服装市場

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今日のお客様は水着とレディースアパレルを視察したいとのことでしたので、まずは白馬服装市場へご案内いたしました。

広州市場ガイド の初日にいつも広州で一番レートの良い両替所へお客様をお連れして仕入れ代金のための中国元を用意します。ですがこの両替所はいつもお昼の十二時くらいに ならないと開店しません。お客様が一番見たいのは水着とのことでしたが、この両替所には白馬服装市場の方が近いので両替所が開店するまでまずはこの市場か ら先に視察することにしました。

この白馬の服の価格は他の十三行などに比べると高めです。その分品質は良いです。ワンピースでも卸価格で 100元(1700円)から150元(2500円)くらいはざらにあるのでそうなると楽天市場やアマゾンで販売する方にはちょっと手がだせない仕入れ価格 だと思います。1,2階にはもう少し安めの服も少しあります。また上層階にはもっとハイクオリティで流行を取り入れたミセスラインという感じのブランド服 のお店がたくさんあります。今は多くのお客様は楽天市場などでレディース服を販売していて仕入れ価格が高めの服はあまり向いていないようです。どちらかと いうとここの服は楽天市場などのネットショップで売るよりも、ある程度の価格でも販売できる実店舗をお持ちの方に向いていると思います。

楽 天市場などでもっと安くレディース服を売りたいという方には十三行の市場の方が向いています。十三行市場の卸価格は10元(170円)から50元(800 円)くらいなのでネットショップで販売するには手ごろな仕入れ価格です。品質、価格の比較のために両方の市場を見てみるのもよいです。

それにしても最近、白馬服装市場の店員さんはひどくて腕をつかんでお店にひっぱりこもうとしてきます。うでにひっかき傷をつけれらるほどです。それだけお店間の競争が激しいということなのでしょうが、ご注意ください。

タオバオが主流の時代における広州卸市場の価値

先日、中国貿易の大先輩とお話をさせていただいていてタオバオと広州卸市場の違いにあらためて気づかさせていただきました。

それは新しい人気商品を探すときにタオバオではあくまで自分でキーワードを入力して検索しないと商品が出てこないということです。基本的にタオバオでは今自分がアンテナを張っている商品だけを見ることができます。自分が全く知らない商品はキーワードの入力しようがありませんから、知らない商品をタオバオで発見することは難しいです。

一方、広州の卸市場では今人気のある商品がこちらの認識とは関係なく並べられてます。広州の卸市場を歩き回ってみるとまったく自分がアンテナを張っていなかった思いもかけないような商品が目に飛び込んできます。これはタオバオではできないことです。また卸市場の店員さんは自分のお店の商品のプロですから、人気商品の最新情報をよく知っています。この前も店員さんに今、何が人気か聞いてみると昨日楽天ランキングで見たのと同じ商品をおすすめしてきてくれたので、さすが店員さんは詳しいと感心しました。

今、仕入れはほとんどタオバオが主流の時代ではありますが、たまには情報収集のために広州の卸市場を見てみるのもとてもよいと思います。思いがけない発見があるかもしれません。

こちらのブログもご覧ください。

見直されつつある広州卸市場の存在、中国タオバオ仕入れでは買えない商品の仕入れ