↑こちらは今日の沙河金馬のyoutube動画です。
広州では連日大雨が続き大雨洪水警報が発令されています。沙河の南城のアパレル卸市場も床一面水浸しになってしまいました。でもこれはまだ水が少ない方です。前回の大雨の時は膝くらいまで浸水していました。お店の人達は本当に大変です。
youtubeチャンネル登録していただくと新着動画やライブ配信の通知が届くようになります。チャンネル登録お願いします(*´Д`人)
To Order, please contact us. World wide shipping.
広州アパレル卸市場でのリモート買い付けや通常の仕入れ代行のご相談はこちらへどうぞ。
↓
私達がお手伝いできること
思いやりの心
「会社の部下が仕事を失敗した」、「取引先の業者が言う通りに仕事をしない」、「彼、彼女、夫、妻が注意しても直してくれない、言う事を聞いてくれない」。こういう時どうしていますか。怒りにまかせて相手を怒鳴っていませんか。攻撃的な言葉で相手を脅したり罵ったり嫌味たっぷりな言葉を相手に言っていませんか。
私は絶対に社員や工場や検品会社や物流会社など下請け会社であっても怒鳴ったり脅したり嫌味を言ったりしないようにいつも心がけています。怒りを制御する事はアンガーマネージメントと言われ様々な関連専門用語があるくらい重要なこととされています。なぜなら怒りを制御できずにすぐ人に出してしまえばそれは結局自分に返ってきます。相手に怒りをぶつけたり脅したりすれば人は次から改善されるでしょうか。多くの場合はそうはならないでしょう。まず相手が改善してくれることはありません。
むしろ怒りや脅しや嫌味をぶつけられたことで相手は不満を持ち、会社の部下であれば辞表を出してくるかもしれません。取引先であれば対応はもっと悪くなるでしょう。良い情報があってももう教えてくれることはないでしょう。さらには裏に手を回して足を引っ張ってくるかもしれません。彼、彼女、夫婦であれば関係はどんどん冷たくなっていきます。恨まれたら終わりです、よく注意しなくていけせん。
相手が言うことを聞かない、または何かミスをした、そういう時に怒りをぶつけても得をすることは1つもありません。損をするだけです。感情的になったら負けです。冷静な相手には勝てません。ただ要件を冷静に伝えれば良いだけです。どんな時も相手を思いやる心を忘れないようにしたいものです。
反応しない練習
まず怒りがわいてきたら、あれが悪いこれが悪いといろいろ考えるのを止めましょう。脳の思考が怒りを増幅させてしまうのです。
怒りがわっと起こるのは仕方ありません。怒りというのは生物の防衛本能だからです。外敵から攻撃されたときにすぐ反撃できるようにアドレナリンが一気に放出されます。しかしそれにまかせて怒りを暴走されてはいけません。
まずゆっくり息を吐き、吸う、それから今自分はかなり怒っているな、と自分の感情の動きを客観的に観察します。今日はかなりきた、久しぶりに怒りメーター95%だ、こんな感じです。
ここまで約5秒、これだけで湧き上がってきた怒りは半分以下に静まってきます。主観を離れて客観的な視点から自分を観察すると、怒りはふっと軽くなるのです。
人は思い通りにならないのが当たり前
さらに考え方、潜在意識を変えていくと怒りが起こりにくくなります。他人を自分の思い通りにしたい、と多くの人は思っています。しかし、これはかなわない夢であると知ってください。
毎日次のように考えて潜在意識を変えていってください。毎日やっているとだんだん怒りのコントロールが上手になってくるものです。
「他人は思い通りにならないのが当たり前」
「他人は言った通りにできなくて当たり前」
「他人を変えることはできない、自分が変わるしかない」
部下、取引先、彼、彼女、夫、妻を自分の思い通りにしたい、と希望するのをやめましょう。その希望はまずかないません。超ラッキーでまれに上手くいくかもしれないがそれはレアケースです。
何事も考え方次第です。旦那や妻の悪い点に目を向けて不満を言うのではなく良い点を見つけて感謝しましょう。部下や下請け業者がミスをするのはあなたの指示や手配が原因なのです。人のせいにせず自分を変えていくのです。
他人はあなたの為に生きているのではない
そもそも他人はあなたのために生きているわけではないのです。そもそも他人は自分の思い通りになってくれるわけはなく、そうなってくれると勝手に思うのは自分勝手すぎます。相手はその人の人生を生きています。私のために相手が存在するわけではありません。
私も怒りを取引先、友人、家族にぶつけそうになってしまったときは、いつも「人は思い通りにならなくて当たり前、当たり前、当たり前」そう念じるようにしています。そうすると怒りがすっと軽くなるのです。
相手への怒りが静まったら理性的にどう反応するのがベストかを冷静に考えて、「次から気をつけてね」と優しく諭すことができるようになります。そうすると怒りを相手にぶつけるよりも100倍良い結果がもたらされます。
思いやりの時代
とはいえ、何か急にトラブルが降りかかってきたときにはどうしても怒りが暴発してしまいそうになります。自分を制御することは人間の永遠の課題です。これが完全にできるようになったら偉い高僧レベルです。なかなか簡単にできることではありません。しかしスポーツと同じで練習を繰り返していればかなり感情を制御できるようになってきてどんどん上達してきます。
「その時どうするか?」、何か問題が起きたときにどう反応するか、魂の修行です。神様はどういう反応をすれば合格点をくれるか良く考えて行動するようにしましょう。良いことも悪いことも結局は自分に返ってくるものです。
効率や利益や競争の亡者になって相手への思いやりを忘れてはいないでしょうか。効率や利益を優先して、人を蹴落として競い合う時代はもう終わりました。何度も電話をしたら相手に迷惑じゃないかなとか、相手はどういう気持ちだろうかと想像力を働かせて、相手の視点からも見てみる、これからはそういう他人への思いやりが最も大事になってくる時代です。