広州で一番レートが良い両替所 in 広州南方国際钟表城

(追記、2017年12月)

ご注意ください!!!

↓この両替所(若いお兄さんの店員)でお金を少なくカウントされるケースが報告されています。ここおよび周辺の両替屋の利用はおすすめできません。

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↑この両替屋を利用した時に、お店の人はキャッシュカウンターを使ってお金をカウントしました。ですがこのキャッシュカウンターはお金の数を少なくカウントする細工がしてあり、実際に自分の手で数えると数千元足りなかった、という報告がありました。広州駅周辺の両替屋は利用しない方が良いです。

 

 

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広州南方国際钟表城

昨日の市場アテンドの続きです。近くの白馬服装市場を視察してから両替所が開店する時間になったので両替所へ向かいます。だいたいお昼の12時くらいです。

広州の仕入れ市場で買い付けるときはもちろん中国元で払いますから両替をしなくてはなりません。なのでいつも広州市場アテンドの初日に両替所へお客様をご案内しています。

場所も広州駅から徒歩10分くらいと近いので広州で両替をしたい方にはおすすめです。

両替所は広州南方国際钟表城という時計の卸市場の中にあります。この市場の一番奥の方にあります。

ほとんどの広州市場アテンド業者はここで両替をするので広州へ仕入れに行かれたことがある方は見覚えがあると思います。

今まで他でも両替をしましたがレートは広州ではここが一番良いです。

この日のレートは0.0605でした。銀行だと0.059だったのでだいぶ違います。

レートが0.0605ということは日本円で1万円を両替すると、10000x0.0605=605で、605元もらえるという意味です。

もし銀行なら0.059なので、10000x0.059=590で、590元になるということです。15元、日本円で250円くらいの差です。

もし100万円両替したら銀行の両替との差額は25000円なのでけっこう大きいです。25000円あれば豪華な食事、宿泊ができてしまいます。

また、中国では偽札がとても多いので注意が必要です。偽札をチェックする機械をしっかりとおしてもらってください。枚数も自分でちゃんと数えます。

以前、中国最大手の中国建設銀行でお金を引き出したときに枚数が間違っていたことがあります。最大手銀行でもこうですから他の場所ではもっと危険です。

この広州南方国際钟表城は時計の卸市場です。このエリア周辺には時計の市場がたくさんあります。時計の心臓部であるムーブメントは日本製が品質がよく、中国で時計をつくる場合もムーブメントだけは日本から輸入しているようです。

そのムーブメントの支払い代金は日本円で払いますから日本円が必要になります。そのためこのエリア周辺で両替所が発達してきたと思われます。

この時計市場で時計を買って安易に日本へもって帰ろうとすると税関で没収されてしまうこともありますので自己責任でご注意ください。個人的に自分で使うくらいなら問題ないと思います。

無事両替ができて仕入れ代金が用意できたら、次は市場へ向かいます。

 

レディースアパレルの視察 in 白馬服装市場

白馬服装市場

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今日のお客様は水着とレディースアパレルを視察したいとのことでしたので、まずは白馬服装市場へご案内いたしました。

広州市場ガイド の初日にいつも広州で一番レートの良い両替所へお客様をお連れして仕入れ代金のための中国元を用意します。ですがこの両替所はいつもお昼の十二時くらいに ならないと開店しません。お客様が一番見たいのは水着とのことでしたが、この両替所には白馬服装市場の方が近いので両替所が開店するまでまずはこの市場か ら先に視察することにしました。

この白馬の服の価格は他の十三行などに比べると高めです。その分品質は良いです。ワンピースでも卸価格で 100元(1700円)から150元(2500円)くらいはざらにあるのでそうなると楽天市場やアマゾンで販売する方にはちょっと手がだせない仕入れ価格 だと思います。1,2階にはもう少し安めの服も少しあります。また上層階にはもっとハイクオリティで流行を取り入れたミセスラインという感じのブランド服 のお店がたくさんあります。今は多くのお客様は楽天市場などでレディース服を販売していて仕入れ価格が高めの服はあまり向いていないようです。どちらかと いうとここの服は楽天市場などのネットショップで売るよりも、ある程度の価格でも販売できる実店舗をお持ちの方に向いていると思います。

楽 天市場などでもっと安くレディース服を売りたいという方には十三行の市場の方が向いています。十三行市場の卸価格は10元(170円)から50元(800 円)くらいなのでネットショップで販売するには手ごろな仕入れ価格です。品質、価格の比較のために両方の市場を見てみるのもよいです。

それにしても最近、白馬服装市場の店員さんはひどくて腕をつかんでお店にひっぱりこもうとしてきます。うでにひっかき傷をつけれらるほどです。それだけお店間の競争が激しいということなのでしょうが、ご注意ください。

タオバオが主流の時代における広州卸市場の価値

先日、中国貿易の大先輩とお話をさせていただいていてタオバオと広州卸市場の違いにあらためて気づかさせていただきました。

それは新しい人気商品を探すときにタオバオではあくまで自分でキーワードを入力して検索しないと商品が出てこないということです。基本的にタオバオでは今自分がアンテナを張っている商品だけを見ることができます。自分が全く知らない商品はキーワードの入力しようがありませんから、知らない商品をタオバオで発見することは難しいです。

一方、広州の卸市場では今人気のある商品がこちらの認識とは関係なく並べられてます。広州の卸市場を歩き回ってみるとまったく自分がアンテナを張っていなかった思いもかけないような商品が目に飛び込んできます。これはタオバオではできないことです。また卸市場の店員さんは自分のお店の商品のプロですから、人気商品の最新情報をよく知っています。この前も店員さんに今、何が人気か聞いてみると昨日楽天ランキングで見たのと同じ商品をおすすめしてきてくれたので、さすが店員さんは詳しいと感心しました。

今、仕入れはほとんどタオバオが主流の時代ではありますが、たまには情報収集のために広州の卸市場を見てみるのもとてもよいと思います。思いがけない発見があるかもしれません。

こちらのブログもご覧ください。

見直されつつある広州卸市場の存在、中国タオバオ仕入れでは買えない商品の仕入れ