広州で人気の日本風雑貨店MINISO(名創優品、メイソウ)、中国で売るヒント

今、広州市や東莞市で人気の日本風雑貨店MINISO(名創優品、メイソウ)の様子です。ご覧の通りお客さんでごったがえしています。いつもだいだいこんな様子です。

20140511_145205 20140511_145156
20140511_151453 20140511_151528
20140511_145128 20140511_145344
20140511_150251 20140511_151921
20140427_191752 20140427_191839 20140427_191925 20140427_192105 20140427_192145 20140427_192330 20140427_192501 20140427_192535 20140427_192546 20140427_192628 20140427_192652 20140427_192713 20140427_192733 20140427_192849  20140511_144949 20140511_145415 20140511_145509 20140511_145937

いつもは中国広州仕入れ情報がメインですが今回は逆の中国で売るという情報についてです。

中国で売ることについてはこちらのブログもご覧ください。

中国輸出・タオバオ輸出・中国で売る、中国ネット輸出ニュース

今、広州では日本風雑貨店MINISO(メイソウ)という雑貨の小売店がとても人気があります。いつも貿易を手伝ってくれている中国人のスタッフが休日にお店に行ってきたよと、買ってきたルービックキューブを見せてくれて仕事そっちのけでしばらくの間カチャカチャと夢中で遊んでいました。今までもお店の前を通りかかることがあり、見てみるといつもお店にはお客さんがたくさんいてなんだろうと気にはなっていたお店です。

最近、中国仕入れをしているお客様から中国で仕入れをして日本で売るだけではなくて、逆に日本の商品を中国で売りたいと考えているというお話をよく聞きます。1人だけではなくていろいろな人からも中国で売りたいという話を聞くので、今後は中国で売るという大きな流れができてくるのではないかと感じています。これは今から調査を始めて着手しておけば将来的に大きなビジネスになるチャンスかもしれません。為替レートや中国の物価上昇の状況を考えるとやはり中国で売るというのは自然な流れではあります。

4年前に私もタオバオに出品して少し売ってみたことがあるのですが、中国で売るというのは簡単なことではありません。タオバオの競争は日本の楽天市場以上に激しいので当時はいったんあきらめて普通に中国仕入れに戻りました。ですがあれから4年が過ぎて中国の物価水準も日本とあまり変わらなくなってきた今また中国で売る良いタイミングが来ているのかもしれません。中国で開催される日本製品の展示会では日本産のなまこや南部鉄器、和雑貨などの大人気になっている商品があるのも確かです。

そんなこともあり、中国向け販路開拓のヒントになるのでと思ってMINISO(メイソウ)に入ってみました。店内は日本の無印良品やフランフランなどおしゃれが好きな女性に人気があるようなお店によく似た雰囲気です。今まで広州にはこのような雰囲気のお店はなかったので物珍しさもあってとくに若い中国人女性のお客様がたくさん入っています。

お店の名前MINISOは日本のDAISOのミニということでMINISOなのだと思います。店内のBGMはすべて日本語の曲です。商品のタグも中国語ではなく日本語です。お客さんもただ見るだけのひやかしだけではなくてレジも長蛇の列になっています。皆なにを買っているのだろうとレジをのぞいてみると、普通のイヤホン、収納ボックス、ポーチ、コスメグッズなど、他の店でも買えるのではと思うのですがこのお店の雰囲気と日本語の商品タグや、一応日本品質10元均一ということで人気があるようです。

日本語の商品タグがついてはいますが日本製の商品を直接輸入販売しているわけではなくて、あくまで普通のお店と同じく中国製でただタグが日本語なだけで、一応品質が日本品質ということです。ただ普通に中国で作ってタグを日本語にしてるだけでは、と一見思えるのですがただタグを日本語にして日本風にしただけでここまで人気店になれるとも思えませんから、そこにはきっとちょっと見ただけではわからないこの企業だけの販売手法のノウハウがいろいろ詰まっているに違いありません。日本で人気があるfrancfrancなどの雑貨店もまるで欧米の企業のような雰囲気を醸し出して販売して人気がありますが実はfrancfrancもコテコテの日本企業であるというそんな販売手法に似ている気がします。

このような販売手法やブランディングなどについては素人の私からするとただお客様をだましてるだけのようにも感じてしまうのですが、他の多くの小売業者が陥っているような価格競争、低価格を追い求めるだけではなくこのよう売り方の工夫も今後は重要になってくるのだと思います。

ネットでこの企業のことを調べてみるとあまり良い噂はないようですが、販売手法はどうあれ実際にお店にお客様がたくさん来ていて結果を出していますから今後、中国で売りたいという方にはきっと何かしらヒントにはなると思います。中国へ来た時に見かけたら入ってみるのもよいかもしれません。

Photobucket
中国広州現地スタッフ
中国広州の現地スタッフが中国輸入、タオバオ仕入れ、中国工場OEM生産などのお手伝いをします。ご質問やご相談などお気軽にご連絡ください。

Photobucket

ご連絡はこちらから、またはお電話、Eメール、スカイプ、ラインでもご連絡ください。
TEL: +86-13418239718(中国現地への直通電話)、 Eメール:info@microbe.jp 、
スカイプ: sk188103 、 ライン: den20140301

officetitle

中国広州現地(東莞常平)シェアオフィス利用者募集中

また、こちらのオフィスは中国現地オフィスとして中国貿易、広州仕入れ、タオバオ(淘宝)出店の作業などにお使いいただけるシェアオフィスにもなっ ています。月額600元(光熱費、ネット代含む)でデスク、wifi、荷捌き場が使えます。見学も常時可能ですのでご連絡ください。